呼吸器内科のご案内
2024年4月1日更新
当院では令和4年4月より呼吸器内科の診察を行っております。
この度、令和6年4月から専門外来として診察をいたします。
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診察日
火曜日 水曜日(予約優先)
受付時間:
午前の部 8:00~11:00
午後の部 12:30~17:00診療開始時間:
午前の部 10:00~
午後の部 14:00~◎予約状況により当日受付もいたします。
木曜日 金曜日(予約なし)
受付時間:
午後の部 12:30~17:00診療開始時間:
午後の部 14:00~ -
呼吸器内科について
このような症状はありませんか?
◆風邪は治ったはずなのに咳や痰が止まらない
◆呼吸をすると胸のあたりが痛い
◆階段を上るのが苦しくてつらい
◆いびきが大きく、起床時の頭痛や日中は強い眠気があって居眠りをする
◆健康診断の胸部レントゲンで異常があり再検査となった など呼吸の異変や肺の病気、気管支の病気などを専門的に診療します。
呼吸器の病気の初期症状は風邪と変わらないことが多いです。しかし、その背景には喘息や肺炎など、重篤な病気が潜んでいる可能性がありますので、「たかが咳や痰くらいで」と侮らず、早めに呼吸器内科を受診することをおすすめします。 -
呼吸器内科で診ることができる病気
【対象疾患】
咳喘息 気管支炎 気管支喘息 気管支拡張症
間質性肺炎 肺気胸 睡眠時無呼吸症候群
COPD(慢性閉塞性肺疾患) 慢性気道感染症
慢性呼吸不全 など
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検査について
当院で実施する呼吸器内科検査
1.血液検査
喘息はアレルギーが原因で発症することがありますので、血液検査でアレルギーを起こしやすい体質かどうかを調べたり、アレルギーの原因(アレルゲン)となる物質を特定します。2.画像検査(レントゲン・CT)
結核や肺がん、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの肺の病気が原因で咳が続くこともあるため、レントゲン検査と胸部CT検査を行います。3.呼吸機能検査(スパイロメトリー)
スパイロメーターという機械を使って、呼吸の機能を調べます。息を大きく吸ったり吐いたり、勢いよく吐き出したりすることによって、肺活量や1秒量などがわかります。
肺活量は、息を最大限吸い込んでから吐き出せる空気の量です。1秒量は、1秒間に一気に吐くことができる息の量です。喘息ですと、これらの値が低くなる傾向があります。4.睡眠時無呼吸検査(スクリーニング/簡易検査・PSG検査)
睡眠中の無呼吸の程度を調べます。寝ている間のいびきや無呼吸を指摘された方にまず行う簡易型(スクリーニング/簡易検査)、その結果さらに詳しい診断が必要な方に行う精密検査(PSG検査)に分かれます。
スクリーニング/簡易検査は機械をお貸しして自宅で、PSG検査は1泊2日入院で行います。
検査結果によって経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP治療)を行います。5.呼気NO測定(一酸化炭素ガス分析装置:NIOX VERO)
主に喘息の補助診断を目的に使用され、以下のような症状のある患者様に利用されます。
・数週間続く咳
・咳止めを飲んでも治らない咳
・息切れが続く
・ヒューヒュー、ゼーゼー音がする
検査方法は機械を口でくわえて息を吐くだけの簡便な検査で、吐いた息の中に含まれる一酸化窒素の濃度を測定します。基準値より数値が高い場合は喘息の可能性が高まり、症状に対し適切な治療が期待できます。患者様の症状により上記検査を行い、適切な治療を実施しております。