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こんにちは、内科の小島です。

こんにちは、内科の小島です。

 

今年も暑い!と感じられるほど夏らしい事もせず、ほとんどを院内で過ごしておりました。

唯一の夏イベント

6-7月にかけて第49回睡眠学会が広島で行われました。

 

広島大学!

 

キャンパス内での学会という珍しい回でした。

 

37歳が他の大学のキャンパス内に足を踏み入れるワクワク感。いや、場違い感か。

 

若々しい学生達と学会参加の社会に少し疲れた医療者達とが入り乱れるという稀有な風景。

 

通り過ぎる元気な話し声、体育館からはバンドの練習が聞こえて、暑いのに涼やかな気持ちです。

 

・・・そんなわけはありません、ただただ暑い。うなだれる背広たち、若かりし日々の眩しさに照らされております。

 

学会の合間に

 

人生はじめての

 

原爆ドーム 平和記念公園 広島平和記念資料館。200円。撮影自由。

 

いまでも僕が一番心に残っているのは

 

おそらく世界中の人々が計何億回も聞いた事のあるであろう

「助けて―!お母さーん!」

という叫び。

 

極限状態でお母さんはどんな気持ちだったのだろうと、

 

見渡す限り 火 土 燃えた物 しかない。

 

求める我が子にやってあげられることが何もないというのはさぞ無念だったろうと思うんです。

 

自分の子で想像すると本当に辛い。

 

今の僕は

医師として病院にいて、何でもある環境にいる。

もはや多くの「助けて」に何もしないという選択肢はないでしょう。

それでも難しい世の中。用意されたもの、限りある資源、時間、マンパワーの中で最善を尽くすしかありません。

戦争は忘れてはいけない記憶と言いますが、戦争そのものを起こさないよう生きるというのは市民個人という単位には大きすぎて。

令和を生きる我々は実生活にこそ、今のありがたみに全力で答える生き方として、時代を紡いでいくのがアンサーかと感じました。

 

なんで泣いているんだ、このおっさんは。はい、50人くらいが思っていたでしょう。いや暗いからバレていないはず。

 

 

原爆ドームと青い空、乾いた暑さと川辺のライブで唄われる「木綿のハンカチーフ」が爽やかな哀愁を誘っておりました。

 

最後に、厳島神社

 

やっと日本三景をコンプリートしました。

 

瀬戸内ならでは安定の晴天!そして現実的な水面・・・。投稿するならもっと映えるの撮っておけばよかった。

邦人はほとんどおらず、日本建築のある欧米ですか、ここは?くらいの。

※あとで調べたら2024年の外国人 人気観光地ランキング3位が広島でした。

とにかく暑くて、避暑地がない。10歳若ければ宮島表参道商店街で一日中食べ歩きできたでしょうけども。

人生で一番長くスターバックスに滞在したかもしれません。あそこよく冷えていた。

 

★おまけ★

広島は扇状地だから地下鉄が発達しないんですと。

 

路面電車が主役の交通事情。教習所以来の交通標識。私は地元民が怒るポンコツレンタカーだったと思います。

旅は良いですね。何にも代えがたい、明日からの糧です。旅?いやいや!学会に行きました。

次回も旅の投稿があるようですよ、お楽しみに!

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