スタッフブログ

内科の診療を担当させていただいている千葉と申します。

皆さんこんにちは、はじめての方は初めまして。

木更津東邦病院で内科の診療を担当させていただいている

千葉と申します。

ウェブ業務担当の女性から「ぜひ書いてください(キラッ☆彡)」と言われた時の素敵な笑顔につられて恥ずかしながら出てきました

ちょっとだけお付き合いくださいね。

 

 

さて普段から僕が皆さんに伝えているのが「水分」の重要性です。

なんてったって人間は6~70%が水で出来ているらしいですから。

診察していて手首で脈をとりながら何気な~く腕を触ったりすると手の甲や腕がカサカサの人が結構います。

「歳だからしょうがないよ」なんて言う方が多いですがそれだけじゃありません。

「一日に水分をどのくらい摂取してますか?」と聞くと

「冬だからあまり飲んでない」というセリフがよく聞かれます。

 

 

人間は植物と違って口から摂取しないと水分が補給できません。

でも体から出ていくのはいくつものルートがあります。

汗:体の表面を濡らして体温を下げる、皮膚の柔軟性を上げて傷つきにくくする

尿:腎臓で血液をろ過して体内の不要なものを尿として排出する

涙や唾液で角膜や粘膜を乾燥させないようにしたり便を軟らかくさせるのにも必要です。

そもそも濃縮して血栓ができないように血液を希釈する役割もあります。

血液が濃縮して量が減れば血圧の維持にも問題が出てきます。

 

でも沢山飲めば良いってもんでもなくてほどほどの適量ってものがあります。

体重100㎏を超えるお相撲さんと40㎏のおばあちゃんでは必要量は異なって当然でしょう。

僕が普段お話ししている内容でいえば体重の3~4%を飲んでほしいです。

腎臓の病気や心臓の病気などのある方は主治医の意見を聞いてください)

 

 

そのくらい飲むと尿量が増えてトイレに行く回数も増えるわけです

8時間睡眠で起きてる時間が15~16時間と想定すると7~8回が普通です。

2時間に一回くらいのペースで排尿に行ってれば体内水分量は充分と考えられます。

その他にも「口やのどが乾かない」「手の甲をつまんで伸びた皮がすぐに元に戻る」

というように飲水量の目安に普段から気を付けていたほうが良い事柄があります。

尿量が極端に減ると腎臓に負担がかかり悪くすると腎不全になってしまいます。

腎臓は壊すと人工透析が必要になったりと大変なことになっちゃうので要注意ですよ。

ページトップへ

RELATIONグループ関連事業所