皆さんこんにちは、検査室です。
検査室ブログの第2弾として今回は、
血液検査にスポットを当てて紹介したいと思います。
血液検査は主に赤血球数、白血球数、血小板数などを
🔻こちらの機械を使って測定しております。
赤血球の基準値は男女間で差があります。
赤血球数は男性で400万~550万/µl、女性で350万~500万/µlとなっております。
ヘモグロビンは男性で13.7~16.8g/dl、女性で11.6~14.8g/dlとなっております。
特にヘモグロビンの値が低値だと貧血となります。
貧血にも鉄欠乏性貧血や悪性貧血など様々ありますが今回は割愛させていただきます。
🔻これは赤血球の写真になります。
🔻続いて白血球になります。白血球には細菌や真菌感染から身を守ってくれる好中球
🔻寄生虫と戦ったり、アレルギーに深い関係を示す好酸球
🔻ヒスタミンを放出してアレルギーと反応する好塩基球
🔻感染に対する防衛の開始にとても重要な単球
🔻ウイルスやがん細胞などを攻撃したり免疫機能にかかわりがあるリンパ球
などがあります。
白血球が増加する病態は、感染症に感染している状態や心筋梗塞、白血病などがあります。
減少する疾患は主に白血病や多発性骨髄腫、再生不良性貧血などがあります。白血球数の基準値は3500~9000/µlとなっております。
最後に血小板ですが、これは出血した際に止血する役目を担っております。血小板の基準値は約16万~35万/µlとなっております。血小板が多すぎると体内で血栓を作りやすくなってしまい心筋梗塞や脳梗塞のリスクがあがります。
反対に血小板が少ないと止血がうまくいかず、出血傾向になります。
🔻これは血小板の写真です。
いかがでしたでしょうか。
今回は血液検査にスポットをあてて紹介させていただきました。その他の検査も次の機会に紹介させていただければと思います。
次回もよろしくお願いします😃